「なにわ」と来ると「おおさか」!?

「なにわ」(難波、浪速、浪花)と言う言葉に接すると、「大阪」をイメージする私です。

と言う事で、「大阪」と「百人一首」をリンクさせると「逢坂」「逢坂山」が連想されます。

大阪市の市章のもととなった「澪標」(みをつくし)ところが百人一首では、
「難波」(なにわ)は「みをつくし」と相性がよろしいようです。
「難波」と「逢坂」が同時に歌われている歌は百人一首には無い、
と言うことに今日気付きました。

事の流れで、
「清少納言の歌は、どちらにはいるのだろうか?」と
反射的に答えてみたところ、
「なにわ!」と頭の中で答えてしまいました。
答えたあとで、「清少納言の歌」を思い返してみると・・・

62 夜をこめて鳥の空音ははかるとも よに逢坂の関はゆるさじ     清少納言

「逢坂」!でした。
私のイメージの世界で
「おうさか」と言う響きで「清少納言と大阪」がリンクされてしまってたのですね。
あぁいけないいけない。
62.清少納言の歌は、
中国の「函谷関」(かんこくかん)の話を
逢坂の関(今の滋賀県大津市あたり)では「そうはいきませんからね」 と歌った歌でした。

・カテゴリ
同じ語句、共通点 のある歌
・記事
百人一首 なにわ×みをつくし

・なにわ×みをつくし
19 難波潟みじかき芦のふしの間も 逢はでこの世をすぐしてよとや   伊勢
20 わびぬれば今はたおなじ難波なる みをつくしても逢わむとぞ思ふ  元良親王
88 難波江の芦のかりねのひとよゆゑ みをつくしてや恋ひわたるべき  皇嘉門院別当

・逢坂の関、逢坂山
10 これやこの行くも帰るもわかれては しるもしらぬも逢坂の関    蝉丸
25 名にし負はば逢坂山のさねかづら 人に知られでくるよしもがな   三条右大臣
62 夜をこめて鳥の空音ははかるとも よに逢坂の関はゆるさじ     清少納言


「大阪」は、百人一首の時代には無かった言葉(地名)でしょうね。きっと。
「逢坂」は、滋賀県大津市のあたりだと思われます。

「大阪」は「おおさか」ですが、
「逢坂」は「おうさか」かも知れません。いや、いにしえの「かな」なら「あふさか」でしょう。きっと。


「難波潟」は「今のUSJあたり」より「もっと岸辺」かと思われます。
「USJのあたり」は、当時と比較すると「かなり沖合」の埋め立て地でしょうので。



逢坂・逢坂山(滋賀県大津市)に「蝉丸」神社があります。


 
posted by 百人一首散策人 at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 同じ語句、共通点 のある歌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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