百人一首を覚える かぜをいたみ 48.源重之

■小倉百人一首 48番歌                                        百首一覧

風をいたみ岩うつ波のおのれのみ くだけて物を思ふころかな   源重之

・かな表示
かぜをいたみ いはうつなみの おのれのみ くだけてものを おもふころかな
・読み
かぜをいたみ いわうつなみの おのれのみ くだけてものを おもうころかな
・歌人名
みなもとのしげゆき


■意味
風が激しくて 岩に打ちあたる波が 自分一人で砕け散っていくように、
私だけが 心も砕けるばかりに 貴方を思うこのごろです。


■解説
風をいたみ   … 風が激しいので。 
         「いたみ」の「いた」は、
         今の言葉での
         「いたく感動しました」の「いた」でしょうか。
繰り返す「み」 … 「いたみ」 「なみ」 「おのれのみ」。

この「み」の繰り返しが なんとなく、
岩にあたっては そのたび打ち砕ける 波の様子をイメージさせ、
歌い手の「思い」を彷彿とさせます。

私の、48番歌 「 マッチングYouTube 」 ⇒ 五輪真弓 「 恋人よ 」 。



源重之(みなもとのしげゆき、?〜1000、生没年差 ? )
 平安時代中期の人。_ 
 中期を 930〜1060年 の 130余年間として。 (平安時代は 794〜1192年 の 約400年間)_

56代 清和天皇 の曾孫。  
地方の役人を歴任し、旅を好んだ。 陸奥で没。
56代 清和天皇のあとが、57代 陽成天皇(13番歌)、58代 光孝天皇(15番歌)
源重之は 三十六歌仙のひとり。 (百人一首の歌番号順で24番目)

六歌仙 & 三十六歌仙 の整理  (図 クリックで、オリジナル資料 表示します)  

このブログ中の記事は ⇒ 百歌人 のなかの 六歌仙、三十六歌仙



■小倉百人一首が より一層 おもしろくなる ミニ知識

1.小倉百人一首の時代背景・歴史背景、 藤原家系&冷泉家について

2.小倉百人一首 百歌人の 氏・家 系統 分類、 血統つながり
 (概略:多い順並び)
01. 藤原   34人 (筆頭、18番 藤原敏行朝臣)
02. 源    13人 (筆頭、14番 川原左大臣)
03. 皇族   10人 (筆頭、01番 天智天皇)
04. 大江    6人 (筆頭、23番 大江千里)
05. 清原    3人 (筆頭、36番 清原深養父)

06. 小野    2人 (筆頭、09番 小野小町)
07. 良岑    2人 (筆頭、12番 僧正遍昭)
08. 在原    2人 (筆頭、16番 中納言行平)
09. 文屋    2人 (筆頭、22番 文屋康秀)
10. 壬生    2人 (筆頭、30番 壬生忠岑)
11. 紀     2人 (筆頭、33番 紀友則)
12. 平     2人 (筆頭、40番 平兼盛)
13. 大中臣   2人 (筆頭、49番 大中臣能宣)

14. その他  18人 (筆頭、03番 柿本人麻呂)


[その他]グループの歌人は、
「百人一首歌人の中には 同族系統の人 は居ない」 と思われる歌人です。
 
posted by 百人一首散策人 at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 百人一首を1日1首覚える | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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