百人一首を覚える ゆらのとを 46.曾禰好忠

■小倉百人一首 46番歌                                        百首一覧

由良のとを渡る舟人かぢを絶え ゆくへも知らぬ恋の道かな   曾禰好忠

・かな表示
ゆらのとを わたるふなびと かぢをたえ ゆくへもしらぬ こひのみちかな
・読み
ゆらのとを わたるふなびと かじをたえ ゆくえもしらぬ こいのみちかな
・歌人名
そねのよしただ


■意味
由良の瀬戸を 漕ぎ渡って行く舟人が
かじを失い 行く先も分からず漂うように、
私の恋の行方も この先 どうなることやら・・・


■解説
由良のと … 丹後の国の由良川の河口。
      由良川 河口 → 現在の京都府宮津市。
かぢ   … 櫓(ろ)や 櫂(かい)など操船に用いる道具の総称。
      舵(かじ)ではない。


京都府宮津市 由良川 河口



曾禰好忠(そねのよしただ、10世紀後半、生没年差 ? )
 平安時代中期の人。_ 
 中期を 930〜1060年 の 130余年間として。 (平安時代は 794〜1192年 の 約400年間)_

丹後の国の役人。
長く地方官である丹後掾(たんごのじょう)であったため、
曾丹後とか曾丹とも呼ばれる。

逸話の多い歌人。
当時の有力歌人 「源順・大中臣能宣・源重之 ら」と交流があったが、
偏狭な性格で自尊心が高かったため、
社交界に受け入れられず孤立した存在だった。



■小倉百人一首が より一層 おもしろくなる ミニ知識

1.小倉百人一首の時代背景・歴史背景、 藤原家系&冷泉家について

2.小倉百人一首 百歌人の 氏・家 系統 分類、 血統つながり
 (概略:多い順並び)
01. 藤原   34人 (筆頭、18番 藤原敏行朝臣)
02. 源    13人 (筆頭、14番 川原左大臣)
03. 皇族   10人 (筆頭、01番 天智天皇)
04. 大江    6人 (筆頭、23番 大江千里)
05. 清原    3人 (筆頭、36番 清原深養父)

06. 小野    2人 (筆頭、09番 小野小町)
07. 良岑    2人 (筆頭、12番 僧正遍昭)
08. 在原    2人 (筆頭、16番 中納言行平)
09. 文屋    2人 (筆頭、22番 文屋康秀)
10. 壬生    2人 (筆頭、30番 壬生忠岑)
11. 紀     2人 (筆頭、33番 紀友則)
12. 平     2人 (筆頭、40番 平兼盛)
13. 大中臣   2人 (筆頭、49番 大中臣能宣)

14. その他  18人 (筆頭、03番 柿本人麻呂)


[その他]グループの歌人は、
「百人一首歌人の中には 同族系統の人 は居ない」 と思われる歌人です。
 
posted by 百人一首散策人 at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 百人一首を1日1首覚える | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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