百人一首 100歌人の 氏系統分類 3

百人一首 百歌人の 氏系統分類 内訳 (藤原氏以外)

1.皇族   10人 
01  01.天智天皇    38代天皇(中大兄皇子)
02  02.持統天皇    41代天皇
03  13.陽成院     57代天皇
04  15.光孝天皇    58代天皇
05  20.元良親王    陽成天皇の第1皇子(光孝天皇に譲位後、誕生)
06  68.三条院     67代天皇
07  77.崇徳院     75代天皇
08  89.式子内親王   77代 後白河天皇の第3皇女
09  99.後鳥羽院    82代天皇
10  100.順徳院     84代天皇

2.小野     2人
01  09.小野小町             11.参議篁の孫という説がある。
02  11.参議篁     小野篁[たかむら] 但し、この説は信憑性が薄い

3.良岑(ヨシミネ) 2人  良岑安世(= 50代 桓武天皇 の皇子が臣籍降下) 血統
01  12.僧正遍昭    良岑宗貞     50代 桓武天皇 の孫
02  21.素性法師    良岑玄利(ハルトシ)  12.僧正遍昭 の子

4.源    13人
01  14.川原左大臣   源融[とおる]  52代 嵯峨天皇の12男
02  28.源宗于朝臣   源宗于
03  39.参議等     源等[ひとし]
04  48.源重之
05  66.大僧正行尊   源基平の子
06  71.大納言経信   源経信
07  74.源俊頼朝臣   源俊頼
08  78.源兼昌
09  80.待賢門院堀河  父は 神祇伯 源顕仲
10  85.俊恵法師    74.源俊頼朝臣 の 子
11  88.皇嘉門院別当  父は源俊隆。祖父は大蔵卿 源師隆
12  92.二条院讃岐   父は源頼政。母は 源斉頼の娘。
13  93.鎌倉右大臣   源実朝(鎌倉初代将軍 源頼朝 の3男)

5.在原    2人
01  16.中納言行平   在原行平  阿保親王[※]の側室の子(弟)
02  17.在原業平朝臣  在原業平  阿保親王[※]の正室の子(兄)
[※] 阿保親王は、51代 平城天皇の第1皇子

6.藤原   34人
藤原氏系の34人は、その3 に別記しました。

7.文屋    2人
01  22.文屋康秀
02  37.文屋朝康          22.文屋康秀の子

8.大江    6人
01  23.大江千里          大江音人の子
02  56.和泉式部          大江音人の5代下
03  59.赤染衛門          大江匡衡(音人の4代下)の妻
04  60.小式部内侍         56.和泉式部の娘
05  65.相模            大江公資(音人の5代下)の妻
06  73.前中納言匡房  大江匡房  59.赤染衛門のひ孫

9.壬生    2人
01  30.壬生忠岑
02  41.壬生忠見          30.壬生忠岑の子

10.紀     2人
01  33.紀友則           友則 貫之 は従兄弟
02  35.紀貫之           友則 貫之 は従兄弟

11.清原   3人
01  36.清原深養父         舎人親王(40代 天武天皇の皇子)の血統
02  42.清原元輔          36.清原深養父の孫
03  62.清少納言          42.清原元輔の娘

12.平    2人
16  40.平兼盛
21  67.周防内侍  平仲子。 父 周防守 平棟仲。 母 源正職の娘 小馬内侍

13.大中臣  2人
01  49.大中臣能宣  父 大中臣頼基。 子 大中臣輔親。 孫 49.伊勢大輔。
02  61.伊勢大輔   49.大中臣能宣の孫

14.その他   18人
01  03.柿本人麻呂
02  04.山部赤人
03  05.猿丸太夫
04  06.中納言家持         大伴家持
05  07.安倍仲麿
06  08.喜撰法師
07  10.蝉丸
08  24.菅家            菅原道真
09  29.凡河内躬恒
10  31.坂上是則
11  32.春道列樹
12  46.曾禰好忠
13  47.恵慶法師
14  69.能因法師          橘永ト(ながやす)
15  70.良暹法師
16  72.祐子内親王家紀伊  後朱雀天皇の皇女祐子内親王の女房。
17  86.西行法師          佐藤義清(のりきよ)
18  94.参議雅経          飛鳥井雅経



・40.平兼盛 と 59.赤染衛門(大江 氏系の女性)
    40.平兼盛は、大江家系「59.赤染衛門」の「実の父親」説 がある。
      「赤染衛門の父親説」の挿話
      兼盛の妻は、兼盛との離婚の際 妊娠していた。
      そして、赤染時用と再婚した後に 娘(赤染衛門)を出産した。
      このため、兼盛は「娘への親権」を主張して裁判で争った。
      しかし、「親権」は認められなかった。
・94.参議雅経 と 源 氏系 のつながり
    94.参議雅経(飛鳥井 雅経)の母親は、源血統の女性(源顕雅の娘)。
    ただし、参議雅経 自身は「飛鳥井家の祖」。


・飛鳥時代・奈良時代の 天皇以外の歌人&その他について
  柿本人麻呂
  山部赤人
  姓(かばね)の 「連、むらじ」 「宿禰、すくね」
  山上憶良  (660〜733) ※百歌人外
  大伴旅人  (665〜731) ※百科人外
  猿丸太夫
  中納言家持( 大伴家持 )
  阿倍仲麻呂(or阿倍仲麿)

柿本人麻呂
三十六歌仙の一人。 飛鳥時代の歌人。
後世、山部赤人とともに歌聖と呼ばれ、称えられている。
平安時代からは「人丸」と表記されることが多い。

山部 赤人
三十六歌仙の一人。 奈良時代の歌人。
姓は 連(むらじ) のち 宿禰(すくね)。
山部足島の子。
官位・官職は外従六位下・上総少目。
後世、山邊(辺)赤人と表記されることもある。
柿本人麻呂とともに歌聖と呼ばれ称えられている。
人麻呂との対は 『万葉集』の大伴家持の漢文に 「山柿の門」と記されている。
「山柿の門」 ・・・ 山部の「山」と 柿本の「柿」
同時代の歌人には山上憶良(※1)や大伴旅人(※2)がいる。

姓(かばね)の 「連」 「宿禰」
・「連」 (むらじ)
ヤマト王権で使われていた姓の一つで、家臣の中では最高位に位置していた姓の一つ。
・「宿禰」 (すくね)
八色の姓(やくさのかばね)で制定された、姓(かばね)の一つ。
真人(まひと)、朝臣(あそん)についで3番目に位置する。
大伴氏、佐伯氏など、主に連(むらじ)姓を持 った神別氏族に与えられた。
・八色の姓(やくさのかばね)
天武天皇(40代天皇)が 684年に 制定した 八つの姓 の制度
 1.真人(まひと)
 2.朝臣(あそみ・あそん)
 3.宿禰(すくね)
 4.忌寸(いみき)
 5.道師(みちのし)
 6.臣(おみ)
 7.連(むらじ)
 8.稲置(いなぎ)

※1 山上憶良 (660〜733)
奈良時代初期の歌人。
万葉歌人。従五位下。
下級貴族の出身(百済系帰化人説もある)で、姓は臣(おみ)。

※2 大伴旅人 (665〜731)
奈良時代初期の政治家、歌人。
大納言・大伴安麻呂の子。従二位・大納言。
大宰帥として九州の大宰府に赴任し、山上憶良とともに筑紫歌壇を形成した。
06.中納言家持(大伴家持)は、大伴旅人の子。


猿丸太夫
三十六歌仙の一人。 猿丸は名、太夫は官位を表している。
44代 元明天皇時代(在位 715〜724、奈良時代)、または元慶年間ころの人物とも言われる。
本当に実在した人物かどうか不明の 謎の人物。
伝承上の人物との説が最も多く使われている。
38代 天智天皇 の皇子 施基皇子 説や、
聖徳太子の孫 弓削王 説がある。( 聖徳太子 = 33代 推古天皇 時期、飛鳥時代 の人 )
異説として、柿本人麻呂説もある。( 柿本人麻呂 = 飛鳥時代の人 )

中納言家持 ( 大伴家持 )
三十六歌仙の一人。 奈良時代の政治家、歌人。
大納言 大伴安麻呂 の孫。
大納言 大伴旅人  の子。
家持は、従三位・中納言。

阿倍仲麻呂 (or阿倍仲麿  麿は麻呂の別の漢字表記)
彦太忍信命(=孝元天皇 の皇子) の血を引く。 ( 孝元天皇 = 8代天皇、在位 前214年〜前158年 )
奈良時代の遣唐留学生。
唐で科挙に合格し、唐朝諸官を歴任して高官に登った。
しかし、日本への帰国を果たせなかった。
父が阿倍船守。弟に阿倍帯麻呂がいる。



・藤原北家(藤原冬嗣血統) & 大江家 百人一首歌人系統図
   

・清原家 百人一首歌人系統図


皇室の系図 (wikipedia)

・古代区分 平安時代(前期・中期・後期)の 歴代天皇   画像クリックで全125代表示されます。

百人一首がからむ4時代の 年範囲と関連天皇 (百人一首は38代天智天皇〜84代順徳天皇)
  飛鳥時代(6世紀末 〜 710)  33代 推古天皇  〜 42代 文武天皇
  奈良時代( 710 〜 794)   43代 元明天皇  〜 49代 光仁天皇
  平安前期( 794 〜 930)   50代 桓武天皇  〜 60代 醍醐天皇
  平安中期( 930 〜 1060)   61代 朱雀天皇  〜 70代 後冷泉天皇
  平安後期(1060 〜 1192)   71代 後三条天皇 〜 81代 安徳天皇
  鎌倉時代(1192 〜 1333)   82代 後鳥羽天皇 〜 96代 後醍醐天皇
posted by 百人一首散策人 at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 歌人百人の 氏系統分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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