百人一首を覚える たれをかも 34.藤原興風

■小倉百人一首 34番歌                                        百首一覧

誰をかも知る人にせむ高砂の 松も昔の友ならなくに   藤原興風

・かな表示
たれをかも しるひとにせむ たかさごの まつもむかしの ともならなくに
・読み
たれをかも しるひとにせん たかさごの まつもむかしの ともならなくに
・歌人名
ふじわらのおきかぜ


■意味
友たちはみんな居なくなり、私一人が残った。
これから一体、誰を自分の友とすればよいのだろう。
そうだ、あの高砂の松なら友になってくれるだろうか。
いや 松は、昔から知ってるわけでなし 友とすることもできない。


■解説
誰をかも〜せむ … 誰を〜したらいいのだろうか。
高砂      … 兵庫県高砂市。

高砂の松を
自分と同じように老いて孤独の身と見立て、老年の寂しさを歌った歌。
高砂神社には、赤松と黒松が合体した 「相生の松」 がある。
能 『 高砂 』 では、
「高砂の松」と「住吉の松」とが「相生の松」であるとし、夫婦和合をうたっている。

兵庫県高砂市 「相生の松」のある高砂神社



私の、34番歌 「 マッチングYouTube 」 ⇒ アリス 「 ジョニーの子守唄 」 。



藤原興風(ふじわらのおきかぜ、9世紀後半〜10世紀初頭、生没年差 ? )
 平安時代前期の人。_ 
 前期を 794〜930年 の 130余年間として。 (平安時代は 794〜1192年 の 約400年間)_

藤原浜成(はまなり)の曾孫。 (藤原浜成 → 日本最古の歌学書『歌経標式』を記した人)
管弦の才に秀で、笛や琵琶は天才的な腕前。
琴の師匠としても名を知られていた。
三十六歌仙のひとり。 (百人一首の歌番号順で17番目)

六歌仙 & 三十六歌仙 の整理  (図 クリックで、オリジナル資料 表示します)  

このブログ中の記事は ⇒ 百歌人 のなかの 六歌仙、三十六歌仙



■小倉百人一首が より一層 おもしろくなる ミニ知識

1.小倉百人一首の時代背景・歴史背景、 藤原家系&冷泉家について

2.小倉百人一首 百歌人の 氏・家 系統 分類、 血統つながり
 (概略:多い順並び)
01. 藤原   34人 (筆頭、18番 藤原敏行朝臣)
02. 源    13人 (筆頭、14番 川原左大臣)
03. 皇族   10人 (筆頭、01番 天智天皇)
04. 大江    6人 (筆頭、23番 大江千里)
05. 清原    3人 (筆頭、36番 清原深養父)

06. 小野    2人 (筆頭、09番 小野小町)
07. 良岑    2人 (筆頭、12番 僧正遍昭)
08. 在原    2人 (筆頭、16番 中納言行平)
09. 文屋    2人 (筆頭、22番 文屋康秀)
10. 壬生    2人 (筆頭、30番 壬生忠岑)
11. 紀     2人 (筆頭、33番 紀友則)
12. 平     2人 (筆頭、40番 平兼盛)
13. 大中臣   2人 (筆頭、49番 大中臣能宣)

14. その他  18人 (筆頭、03番 柿本人麻呂)


[その他]グループの歌人は、
「百人一首歌人の中には 同族系統の人 は居ない」 と思われる歌人です。
 
posted by 百人一首散策人 at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 百人一首を1日1首覚える | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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