百人一首を覚える やまざとは 28.源宗于朝臣

■小倉百人一首 28番歌                                        百首一覧

山里は冬ぞさびしさまさりける 人めも草もかれぬと思へば   源宗于朝臣

・かな表示
やまざとは ふゆぞさびしさ まさりける ひとめもくさも かれぬとおもへば
・読み
やまざとは ふゆぞさびしさ まさりける ひとめもくさも かれぬとおもえば
・歌人名
みなもとのむねゆきあそん


■意味
山中の里は いつの季節でも寂しいですね。
でもとりわけ冬には その寂しさが いっそう身にしみて感じられます。
人の行き来も絶えてしまい 草木もすっかり枯れ果ててしまう かと思うと…。


■解説
かれぬ … 「離れぬ」と「枯れぬ」の掛詞。
      「人目も離れ(人が来なくなる)、草も枯れ」の意味。



源宗于朝臣(みなもとのむねゆきあそん、?〜940、生没年差? )
 平安時代前期の人。_ 
 前期を 794〜930年 の 130余年間として。 (平安時代は 794〜1192年 の 約400年間)_

15番 光孝天皇(=第58代天皇、在位884〜887)の孫。
官位は低く、不遇な逸話が『大和物語り』にある。
三十六歌仙のひとり。 (百人一首の歌番号順で12番目)

六歌仙 & 三十六歌仙 の整理  (図 クリックで、オリジナル資料 表示します)  

このブログ中の記事は ⇒ 百歌人 のなかの 六歌仙、三十六歌仙



■小倉百人一首が より一層 おもしろくなる ミニ知識

1.小倉百人一首の時代背景・歴史背景、 藤原家系&冷泉家について

2.小倉百人一首 百歌人の 氏・家 系統 分類、 血統つながり
 (概略:多い順並び)
01. 藤原   34人 (筆頭、18番 藤原敏行朝臣)
02. 源    13人 (筆頭、14番 川原左大臣)
03. 皇族   10人 (筆頭、01番 天智天皇)
04. 大江    6人 (筆頭、23番 大江千里)
05. 清原    3人 (筆頭、36番 清原深養父)

06. 小野    2人 (筆頭、09番 小野小町)
07. 良岑    2人 (筆頭、12番 僧正遍昭)
08. 在原    2人 (筆頭、16番 中納言行平)
09. 文屋    2人 (筆頭、22番 文屋康秀)
10. 壬生    2人 (筆頭、30番 壬生忠岑)
11. 紀     2人 (筆頭、33番 紀友則)
12. 平     2人 (筆頭、40番 平兼盛)
13. 大中臣   2人 (筆頭、49番 大中臣能宣)

14. その他  18人 (筆頭、03番 柿本人麻呂)


[その他]グループの歌人は、
「百人一首歌人の中には 同族系統の人 は居ない」 と思われる歌人です。
 


posted by 百人一首散策人 at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 百人一首を1日1首覚える | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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