百人一首を覚える なにはがた 19.伊勢

■小倉百人一首 19番歌                                        百首一覧

難波潟みじかき葦のふしの間も あはでこの世を過ぐしてよとや  伊勢

・かな表示
なにはがた みじかきあしの ふしのまも あはでこのよを すぐしてよとや
・読み
なにわがた みじかきあしの ふしのまも あわでこのよを すぐしてよとや
・歌人名
いせ


■意味
難波潟の芦の あの短い節と節の間のような ほんの少しのあいだも
あなたと逢わないままに、
私にこの世を終えてしまえと あなたはおっしゃるのですか〜


■解説
難波潟     … 淀川の河口付近の入り江。蘆の名所とされた。
ふしの間も   … 短い節と節の間のように、ほんの短い間も。
過ぐしてよとや … 過ごせと仰るのですか


難波潟 ⇒ 今の 「 大阪市のUSJ 」 辺りになるのかも知れませんねぇ〜



伊勢(いせ、872 ? 〜 938 ?、生没年差 66 ? )
 平安時代前期の人。_ 
 前期を 794〜930年 の 130余年間として。 (平安時代は 794〜1192年 の 約400年間)_

伊勢の守、藤原継陰の娘。 「伊勢の守」は今で言うと「三重県知事」?
宇多天皇の中宮 温子に仕える。
そして、藤原仲平・時平兄弟と交際の後、
宇多天皇の寵愛を受けその皇子を生む。(しかし、皇子は早世)
その後、宇多天皇の皇子敦慶親王と結婚し、中務を生む。

古今集時代の代表的女流歌人。
紀貫之(35番)と並び称せられることもあった。
家集に『伊勢集』がある。

三十六歌仙のひとり。 (百人一首の歌番号順で9番目)
三十六歌仙中では 百人一首の女性歌人は 次の二人。
09番 小野小町、 19番 伊勢 。

六歌仙 & 三十六歌仙 の整理  (図 クリックで、オリジナル資料 表示します)  

このブログ中の記事は ⇒ 百歌人 のなかの 六歌仙、三十六歌仙



■小倉百人一首が より一層 おもしろくなる ミニ知識

1.小倉百人一首の時代背景・歴史背景、 藤原家系&冷泉家について

2.小倉百人一首 百歌人の 氏・家 系統 分類、 血統つながり
 (概略:多い順並び)
01. 藤原   34人 (筆頭、18番 藤原敏行朝臣)
02. 源    13人 (筆頭、14番 川原左大臣)
03. 皇族   10人 (筆頭、01番 天智天皇)
04. 大江    6人 (筆頭、23番 大江千里)
05. 清原    3人 (筆頭、36番 清原深養父)

06. 小野    2人 (筆頭、09番 小野小町)
07. 良岑    2人 (筆頭、12番 僧正遍昭)
08. 在原    2人 (筆頭、16番 中納言行平)
09. 文屋    2人 (筆頭、22番 文屋康秀)
10. 壬生    2人 (筆頭、30番 壬生忠岑)
11. 紀     2人 (筆頭、33番 紀友則)
12. 平     2人 (筆頭、40番 平兼盛)
13. 大中臣   2人 (筆頭、49番 大中臣能宣)

14. その他  18人 (筆頭、03番 柿本人麻呂)


[その他]グループの歌人は、
「百人一首歌人の中には 同族系統の人 は居ない」 と思われる歌人です。
 


posted by 百人一首散策人 at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 百人一首を1日1首覚える | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。