百人一首を覚える あまつかぜ 12.僧正遍昭

■小倉百人一首 12番歌                                        百首一覧

天つ風雲のかよひ路吹きとぢよ をとめの姿しばしとどめむ  僧正遍昭

・かな表示
あまつかぜ くものかよひぢ ふきとぢよ をとめのすがた しばしとどめむ
・読み
あまつかぜ くものかよいじ ふきとじよ おとめのすがた しばしとどめん
・歌人名
そうじょうへんじょう


■意味
大空を吹く風よ。
どうか雲の中の通路を閉じて下さい。
天に戻っていきそうな この美しい天女達を ここにとどめて欲しいのです。
今しばらく この美しい舞を見ていたいと思うから。


■解説
雲の通い路 … 雲の上には鳥や月や天女が通る道があると考え、
       雲の通い路と呼んでいた。
天女    … 秋の実りを祝う宮中の宴で舞う少女たちを天女と見立てた。



僧正遍昭(そうじょうへんじょう、816〜890、生没年差 74 )
 平安時代前期の人。_ 
 前期を 794〜930年 の 130余年間として。 (平安時代は 794〜1192年 の 約400年間)_

良岑宗貞(よしみねのむねさだ)。
50代 桓武天皇(かんむてんのう 在位 781〜806)の皇孫。
54代 仁明天皇(にんみょうてんのう 在位 833〜850)に仕え、天皇崩御を機に出家した。
21番 素性法師の父親。

六歌仙のひとり。 (百人一首の歌番号順で3番目) &
三十六歌仙のひとり。 (百人一首の歌番号順で6番目)

六歌仙 & 三十六歌仙 の整理  (図 クリックで、オリジナル資料 表示します)  

このブログ中の記事は ⇒ 百歌人 のなかの 六歌仙、三十六歌仙






■小倉百人一首が より一層 おもしろくなる ミニ知識

1.小倉百人一首の時代背景・歴史背景、 藤原家系&冷泉家について

2.小倉百人一首 百歌人の 氏・家 系統 分類、 血統つながり
 (概略:多い順並び)
01. 藤原   34人 (筆頭、18番 藤原敏行朝臣)
02. 源    13人 (筆頭、14番 川原左大臣)
03. 皇族   10人 (筆頭、01番 天智天皇)
04. 大江    6人 (筆頭、23番 大江千里)
05. 清原    3人 (筆頭、36番 清原深養父)

06. 小野    2人 (筆頭、09番 小野小町)
07. 良岑    2人 (筆頭、12番 僧正遍昭)
08. 在原    2人 (筆頭、16番 中納言行平)
09. 文屋    2人 (筆頭、22番 文屋康秀)
10. 壬生    2人 (筆頭、30番 壬生忠岑)
11. 紀     2人 (筆頭、33番 紀友則)
12. 平     2人 (筆頭、40番 平兼盛)
13. 大中臣   2人 (筆頭、49番 大中臣能宣)

14. その他  18人 (筆頭、03番 柿本人麻呂)


[その他]グループの歌人は、
「百人一首歌人の中には 同族系統の人 は居ない」 と思われる歌人です。
 


posted by 百人一首散策人 at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 百人一首を1日1首覚える | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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