百人一首を覚える これやこの 10.蝉丸

■小倉百人一首 10番歌                                        百首一覧

これやこの行くも帰るも別れては 知るも知らぬもあふ坂の関  蝉丸

・かな表示
これやこの ゆくもかへるも わかれては しるもしらぬも あふさかのせき
・読み
これやこの ゆくもかえるも わかれては しるもしらぬも おうさかのせき
・歌人名
せみまる


■意味
これがあの、
これから旅立つ人も帰る人も、知っている人も知らない人も、
別れてはまた逢うという 逢坂の関なのですよ。


■解説
歌の響きが 逢坂の関 を行き来する人々の姿を想像させる。
それは、旅をする人々の現実の姿というだけでなく、
一瞬たりとも留まることなく様々な人々が様々な場所から来て
出会ってはまた別れるという、世の姿をあらわしているよう。

逢坂の関…「関」は人や物の出入りを監視する所。
「逢坂の関」は、現在の京都府と滋賀県の境にあった「関」。
都から東国への最初の関で、
別れを惜しんだ都の人が、この関まで見送る習わしがあった。

逢坂の関 あたり



私の、10番歌 「 マッチングYouTube 」 ⇒ 井上陽水 「 東へ西へ 」 。



蝉丸(せみまる、9世紀後半、生没年差 ? )
 平安時代前期の人。_ 
 前期を 794〜930年 の 130余年間として。 (平安時代は 794〜1192年 の 約400年間)_

詳細不明の伝説的人物。
逢坂の関の近くに庵を結んだ盲目の琵琶の名手と言われている。
第60代 醍醐天皇 の孫(源博雅)が
三年間通って 琵琶の秘曲を伝授された とも伝えられている。



■小倉百人一首が より一層 おもしろくなる ミニ知識

1.小倉百人一首の時代背景・歴史背景、 藤原家系&冷泉家について

2.小倉百人一首 百歌人の 氏・家 系統 分類、 血統つながり
 (概略:多い順並び)
01. 藤原   34人 (筆頭、18番 藤原敏行朝臣)
02. 源    13人 (筆頭、14番 川原左大臣)
03. 皇族   10人 (筆頭、01番 天智天皇)
04. 大江    6人 (筆頭、23番 大江千里)
05. 清原    3人 (筆頭、36番 清原深養父)

06. 小野    2人 (筆頭、09番 小野小町)
07. 良岑    2人 (筆頭、12番 僧正遍昭)
08. 在原    2人 (筆頭、16番 中納言行平)
09. 文屋    2人 (筆頭、22番 文屋康秀)
10. 壬生    2人 (筆頭、30番 壬生忠岑)
11. 紀     2人 (筆頭、33番 紀友則)
12. 平     2人 (筆頭、40番 平兼盛)
13. 大中臣   2人 (筆頭、49番 大中臣能宣)

14. その他  18人 (筆頭、03番 柿本人麻呂)


[その他]グループの歌人は、
「百人一首歌人の中には 同族系統の人 は居ない」 と思われる歌人です。
 


posted by 百人一首散策人 at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 百人一首を1日1首覚える | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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