百人一首を覚える あしびきの 3.柿本人麻呂

■小倉百人一首 3番歌                                        百首一覧

あしびきの山鳥の尾のしだり尾の ながながし夜をひとりかも寝む    柿本人麻呂

・かな表示
あしびきの やまどりのをの しだりをの ながながしよを ひとりかもねむ
・読み
あしびきの やまどりのおの しだりおの ながながしよを ひとりかもねん
・歌人名
かきのもとのひとまろ


■意味
山鳥の あの垂れ下がった尾の 長々しさのように、
秋の長々しい夜を 独りで寝るのだろうか…。 
あぁ〜寂しいぃ〜。


■解説
あしびきの … 「山」の枕詞。
山鳥    … キジ科の鳥。
       昼は雄雌一緒にいるが、
       夜は谷を隔てて別々に寝るとされていた。
       そのため、独り寝の悲哀をあらわす歌の言葉となった。
しだり尾  … 長く垂れ下がっている尾。
       尾が長いのはオス。
       「男が 独り寝の悲哀をかみしめ」ている おもむき
       を醸し出している。



柿本人麻呂(かきのもとのひとまろ、660頃 〜 720頃、生没年差 60くらい? )
 飛鳥時代の人。 (飛鳥時代は 6世紀末 〜 710 の 120〜130年間)_
下級官人であったらしい。詳細は不明。
万葉時代の最大の歌人。
三十六歌仙のひとり。 (百人一首の歌番号順で1番目)

六歌仙 & 三十六歌仙 の整理  (図 クリックで、オリジナル資料 表示します)  

このブログ中の記事は ⇒ 百歌人 のなかの 六歌仙、三十六歌仙



■小倉百人一首が より一層 おもしろくなる ミニ知識

1.小倉百人一首の時代背景・歴史背景、 藤原家系&冷泉家について

2.小倉百人一首 百歌人の 氏・家 系統 分類、 血統つながり
 (概略:多い順並び)
01. 藤原   34人 (筆頭、18番 藤原敏行朝臣)
02. 源    13人 (筆頭、14番 川原左大臣)
03. 皇族   10人 (筆頭、01番 天智天皇)
04. 大江    6人 (筆頭、23番 大江千里)
05. 清原    3人 (筆頭、36番 清原深養父)

06. 小野    2人 (筆頭、09番 小野小町)
07. 良岑    2人 (筆頭、12番 僧正遍昭)
08. 在原    2人 (筆頭、16番 中納言行平)
09. 文屋    2人 (筆頭、22番 文屋康秀)
10. 壬生    2人 (筆頭、30番 壬生忠岑)
11. 紀     2人 (筆頭、33番 紀友則)
12. 平     2人 (筆頭、40番 平兼盛)
13. 大中臣   2人 (筆頭、49番 大中臣能宣)

14. その他  18人 (筆頭、03番 柿本人麻呂)


[その他]グループの歌人は、
「百人一首歌人の中には 同族系統の人 は居ない」 と思われる歌人です。
 


posted by 百人一首散策人 at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 百人一首を1日1首覚える | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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