百人一首と ♪遠くで汽笛を聞きながら

百人一首のこの歌と、YouTubeの この曲・このビデオ が
私の世界ではイメージ的につながるんだけど〜 という シリーズ記事です。
あなたはいかがですか? こんなペアはいかが〜 という方はぜひ教えて下さい♪  m(__)m


83 世の中よ道こそなけれ思ひ入る 山の奥にも鹿ぞ鳴くなる  皇太后宮大夫俊成


■歌の意味
この世の中には、辛さから逃れる道など無いものだ。
ああ〜、いちずに思いつめて入った山の奥にも、悲しげに鳴く鹿の声が聞こえる。


■遠くで汽笛を聞きながら    アリス

歌詞


■マッチング背景
どちらも、人生のある出来事が切っ掛けで厭世的になっての現実逃避の歌です。
一時的に世間から遠ざかったモノの、この二つの歌には若干の違いがあります(笑)。
俊成の歌は、「あぁ〜鹿も悲しそうに鳴いている〜。どこに行っても同じだぁ〜」といった感じです。
夏目漱石の 『草枕』 冒頭文は、俊成の歌を文章化したのでしょうか。(笑)
アリスの歌は、「しばらくここで心を休めよか〜」といった感じで、
84番 藤原清輔朝臣の「ながらへばまたこのごろやしのばれむ…」の歌にも
少しからんでいそうな雰囲気の歌です。


■『草枕』 冒頭文
山路を登りながら、こう考えた。
智に働けば角が立つ。情に棹(さお)させば流される。意地を通せば窮屈だ。
とかくに人の世は住みにくい。
住みにくさが高じると、安いところへ引き越したくなる。
どこへ越しても住みにくいと悟った時、詩が生まれて、画ができる。

人の世を作ったものは神でなければ鬼でもない。
やはり向う三軒両隣りにちらちらするただの人である。
ただの人が作った人の世が住みにくいからとて、越す国はあるまい。
あれば人でなしの国へ行くばかりだ。
人でなしの国は人の世より住みにくかろう。


posted by 百人一首散策人 at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | YouTube マッチング遊び | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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