落語 ちはやふる  YouTube & 要約 (4〜0)






4.
あるおやじ、無学なので、
学校に行っている娘に ものを聞かれても答えられず、困っている。

正月に娘の友達が集まり、百人一首をやっているのを見て、
花札バクチと間違えて笑われる始末。

その時、在原業平の
「千早ふる神代も聞かずたつた川からくれないに水 く ぐるとは」
という歌の解釈を聞かれ、床屋から帰ったら教えてやる とごまかして、
そのまま 自称もの知り の隠居のところに駆け込んだ。

隠居もわからないので いい加減にごまかそうとしたが、おやじは引き下がらない。
苦し紛れに
「龍田川ってのはおまえ、相撲取りの名だ」 とやってしまった。
もうここまできたら、毒食らわば皿までで、引くに引けない。隠居の珍解釈が続く。


3.
龍田川が田舎から出てきて一心不乱にけいこ。
酒も女もたばこもやらない。
その甲斐あってか大関にまで出世し、
ある時客に連れられて吉原に夜桜見物に出かけた。

その時ちょうど全盛の千早太夫の 花魁(おいらん)道中 に出くわし、
堅い一方で女に免疫のない大関龍田川、いっぺんに千早の美貌に一目ぼれ。
早速、茶屋に呼んで言い寄ろうとすると、虫が好かないというのか
「あちきはいやでありんす」 と見事に振られてしまった。

しかたがないので、妹女郎の神代太夫に口をかけると、これまた
「姉さんがイヤな人は、ワチキもイヤ」 とまた振られ。

つくづく相撲取りが嫌になった龍田川、
そのまま廃業すると、故郷に帰って豆腐屋になってしまった。


2.
「なんで相撲取りが豆腐屋になるんです」
「なんだっていいじゃないか。当人が好きでなるんだっ。親の家が豆腐屋だったんだ〜」

両親にこれまで家を空けた不孝をわび、一心に家業にはげんで十年後。
龍田川が店で豆を挽いていると、ボロをまとった女の物乞いが一人。
空腹で動けないので、オカラを恵んでくれという。

気の毒に思ってその顔を見ると、なんとこれが千早太夫のなれの果て。
思わずカッとなり
「大関にまでなった相撲をやめて、
 草深い田舎で豆腐屋をしているのは、もとはといえばおまえのためだ。
 オカラはやれない」 と言って、ドーンと突くと…

千早は吹っ飛び、弾みで井戸にはまってブクブクブク。
そのまんまになった。

これがこの歌の解釈。


1.
千早に振られたから
「千早ふる」、

神代も言うことを聞かないから
「神代も聞かず龍田川」、

オカラをやらなかったから
「からくれないに」。


0.
「じゃ、水 く ぐるってえのは?」
「井戸へ落っこって潜れば、水を く ぐるじゃねえか」 


posted by 百人一首散策人 at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 百人一首を題材にした落語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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